パーツカウンター/ボルト、金属、プラスチック用には何がいい?

パーツカウンター/ボルト、金属パーツ、プラスチックカウント用には何がいい?

最もパーツのカウントに適しているカメラ式パーツカウンターを紹介いたします。

 

パーツカウンターVC-200 松楽産業
CCDカメラ式画像処理型パーツカウンターVC-200型

CCDカメラ式画像処理型パーツカウンターVC-200型

♠ ボルトは最大長さM8なら50ミリまで可能です。

♠ カウンターは落下するパーツの画像を処理するため、パーツの形状によって長さの制限は異なります。プラスチックバックルのようなワークでも50ミリまで可能です。

プラスチックバックル
プラスチックバックル50ミリ

♠ カメラが認識できても、フィーダーがボルト等のワークを正しく制御できるかどうかは別の問題となります。制御できなければカウント精度が落ちます。

♠ フィーダーは内部に4台搭載していますが、カウント作業はマイナス0ですが、フィーダーで送り込んだときに一緒に数本流れれば、プラスが発生する可能性があるため、精度は100%ではありません。

♠ ゴム製品やプラスチックパーツのように軽いパーツの場合にはフィーダーの先端にコンベヤを設けます。それによってスムーズにカメラの視野にパーツを流し込めます。

フィーダー先端コンベヤ上のゴムパーツ
フィーダー先端コンベヤ上のゴムパーツ
フィーダーの先端にコンベヤ搭載
フィーダーの先端にコンベヤ搭載
フィーダーの先端に供給コンベヤを配置
フィーダーの先端に供給コンベヤを配置

振動は物体の剛性に比例します。そのためプラスチックパーツやゴム製品のように軽くて柔らかいものは振動の直線性(電圧に比例して弱くなったり強くなったりする)を得ることができません。パーツが振動しても流れ方向への運動に変化しません。そのため、振動フィーダーの後にコンベヤを配置して、ゴムやプラスチック製品をカメラの視野に送り込みます。ここがパーツカウンターの重要なポイントです。

金属のように硬く重いものには使用しません。

ボルト用トラフ幅300ミリ
ボルト用トラフ幅300ミリ

【左の流れが大量フィーダー。右の細い流れが少量フィーダー】

フィーダーはワークやパーツによって幅、少量の場合には谷の深さ、谷底の幅等を最適化します。

ネジビス50ミリのカウント

形状にもよりますが、M8でしたら50ミリまでカウント可能です。

油分があるパーツ用エンボス加工トラフ
油分があるパーツ用エンボス加工トラフ

大量フィーダーの材質は基本的にアルミでMCナイロンを使用することも可能です。写真は油分のある金属ワーク用にエンボスを採用しました。少量の形状はV字をベースとして設計します。

😊VC-200型の大きな特徴

大量バケットトータルバケット

上記はカウンターに2つのバケットがあり、別々のカウントを同時に行っていることを示しています。

これはワークを大量バケットと合計バケットの2種類をシュート内に搭載して、大量フィーダーが185個をカウントしながら、残りの15個を少量フィーダーが供給するという2つを同時にカウントできるのです。

大量バケット、トータルバケット構造とは?

大量バケット、トータルバケット構造とは?

👌VC-200型は背後に供給フィーダーを設けることをお勧めしています。

パーツの安定供給のために背面に供給フィーダーを搭載
パーツの安定供給のために背面に供給フィーダーを搭載
供給フィーダーから大量少量フィーダーへ
供給フィーダーから大量少量フィーダーへ

供給フィーダーから大量少量フィーダーへ流れ、カメラの視野を通って、大量バケットとトータルバケットへと流れていきます。

CCDカメラ式画像処理型パーツカウンターVC-200型はこのような構造になっています。松楽産業は人でできることは人で、機械でできることは機械でをモットーに生産出荷現場の生産性に寄与すべく最適な提案を致したいと日々念じています。
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